こんにちは、純子@いけほです。
今日は緑のセンターへやって来ました。いままで何度かいけだ報道で話題になったアガベが、なんと3回目の開花をしたらしいのです!
5月に伺った時よりも緑が濃くなっているように思います。セミたちがミンミン….というよりはジャンジャン鳴いていました。
緑のセンターへとつながるさつき橋へやって来ました。すくすくと成長したひまわりが出迎えてくれました。まもなくお花が咲いて、ぱあっと明るくなりそう!
緑のセンターの佐藤さんに案内をして頂きました。いつも楽しいお話をありがとうございます。
皆さん、この木なんの木かお分かりでしょうか?
「これ、バナナの木なんですよ。」と佐藤さんが教えて下さいました。
スーパーや八百屋さんに並んでいるバナナ、こんな風に実がなるんですね!
あいかわらず背が高いアガベ。写真を撮るのにかなりしゃがんでおります。
以前よりも茎が黄色くなっているのが分かりますね。
茎だけではなく、するどくとがっていた葉っぱも枯れています。
黄色い茎と茶色い支柱の間に黒いひもが結んであるのが見えるでしょうか? アガベが自立するのがむずかしくなったので、このように支えているそうです。
そしてその黒いひもの上に花が咲いていますね、赤ちゃんアガベです!
大人のアガベは見上げるほど背が高いのですが、こちらは小さくてかわいらしい!でも大人とつくりは同じなんですね。
「これは枝先に子株ができためずらしいケースなんです。子株は早く花を咲かせることが多いのですけど、これも3〜4ヶ月で咲いたことになります。」
はい、私も「子株」というのは土から生えてくるものだとばかり思っていました。開花の回数だけではなく、その育ちにもおどろかされっぱなし。
温室の外に出るとひまわり畑が!これは数も多くて、お花が咲いたら迫力がありそうだ!
「これは『はるかのひまわり』というプロジェクトなんです。阪神淡路大震災ではるかちゃんというお子さんが押しつぶされた家の下敷きになり、亡くなりました。ところが半年後、はるかちゃんの家があった空き地からひまわりが咲き始めたそうなんです。そしてそのひまわりの種がいま各地に広がっているんです。」
なるほど、そういった活動があるのですね。はるかちゃん、私たちに夏の楽しみをくれてありがとう。
そして「はるかのひまわり」と言うたびに、はるかちゃんのこと、防災のこと、大切な人たちのことを思います。
「あれはタイタンビカスと言って、ハイビスカスの仲間なんです。『タイタン』というのは、巨人という意味があるみたいです。」
たしかに….お花が大きい! この写真、花だんから少し離れて撮っているのですけれど…
これ、トリックアートではありません。ほんとうにびっくりするくらい大きなお花なんです。ぜひ皆さんとこのおどろきを分かち合いたい!
なんだかとっても南国風! 夏らしい!
赤とピンクの暖色系で統一感があるうえに、華やか!
「タイタンビカスは一日花ですけれども、こちらではこれから9月ごろまで楽しめそうです。」
本当だ、これから咲くつぼみがそこここにありますね。
こちらは緑のセンターにかかっているグリーンカーテン。何でおおわれているか分かりますか?
ひょうたんです。暑さもしのげて、見た目もころんとかわいらしくて一石二鳥ですね!
この夏も見どころいっぱいの緑のセンター。夏休みのお出かけ先にぜひいかがでしょうか?
*写真は令和4年7月14日㈭に撮影しました。