YOKO@いけほです。今日も口角上げていきますよ!
池田市にあるのに、「大阪箕面珈琲焙煎所」という「なぜ⁉️」と突っ込みたくなるお店を見つけました。
珈琲、大好きですので行ってみましょう。
場所はこちらです。
池田市消防本部の前を南へまっすぐ
進行方向の右側にあります。「ル・シュクレシュクレ」というケーキ屋さんに向かって右側です。
ドンゴロス(珈琲豆が入っている麻袋)がドサっとお店の前に。コーヒー好きなら目に留まりますよね。
大阪箕面珈琲焙煎所。。。池田市なのに「池田」の文字がない…コーヒーも気になりますが、こちらも気になります。
お店に入ると珈琲の良い香りが…珈琲好きがまずホッとする瞬間ですね。
カウンターの奥にはたくさんの珈琲豆が積んであります。
ズラっと並んだ珈琲豆と…
コーヒー器具も充実していますね。
紅茶も扱っておられます。
ケニアやブラジル、といった産地銘柄の豆はもちろんのこと、「モーニング」、「ランチ」、そして「ワークスタディ」といった店主独自のブレンド珈琲が興味深いです。そのときのシチュエーションに合わせて飲む珈琲、だそうですよ。
店主の山名さんに、お店を始めた理由、こだわりなどを伺います。あ、その前に「なぜ大阪箕面珈琲焙煎所なんですか!?」と、ちょっと喰い気味に聞いてしまいました。
「ええっと…よく聞かれるんですが…(ほら!)、事務所を置いているのが箕面なんですよ。それだけのことです」。 それだけでした。
お店を始めたのは、「コロナ禍でカフェに出かける機会も減っていると思うんです。でもホンモノを届けることで家でも美味しいコーヒーがプロデュースできることを知ってほしいなと」という思いから。
珈琲豆は焙煎前の生豆(白い方)も、焙煎の後(茶色い方)も形の悪い豆や焼きムラのあるものは一つ一つ手作業で取り除く、ハンドピックをします。この作業をすることで雑味減らして、よりクリーンな味わいになるそうです。
これは何でしょうか?
「L(エル)値を測るものですよ。L値とは焙煎度の数値です。黒がゼロで白が100、焙煎の度合いが深いほどゼロに近づきます。これで焙煎度のチェックもします」そこまでするんですか。。。
そしてお店の中でひときわ存在感を放っているのが、こちらの焙煎機です。
焙煎方法は、直接火を当てるのではなく「半熱風式」という方法だそうです。圧力釜のような感じで蓋を開け閉めしながら、豆によって温度と蓋の開け閉めをコントロールしているとのこと。とことんこだわる山名さんは、ロースティングコンパスという、焙煎の上昇温度をその都度記録してデータ化、「そのときのその豆」適した焙煎を常に研究されているそうです。
元焙煎メーカーにお勤めというだけあり、美味しい珈琲へのこだわりはスゴい、です。
珈琲に対する情熱がビシビシ伝わるのですが、どんな素晴らしい豆でも淹れ方が雑だと台無しですよね。
ご心配なく。
気になる豆や、普段飲んでいる好みの味を伝えると、山名さんが一番のおすすめを選んで試飲をさせてくれます。試飲の際に美味しく淹れるコツも丁寧に教えてくださいます。
蒸らし…1湯(いっとう)め、から3湯めまでのお湯の割合、4、5湯めで量を調節。挽き立てのコーヒーがふわっと膨らんでなんとも言えない新鮮な香りが広がります。
美味しい…。
こちらは、ハニープロセスと言って甘みも出して酸味も出す製法の豆たち。さらにクオリティ高めです。
私は酸味がちょっと苦手なので、「ケニア」を選んでいただきました。あとは山名さんオリジナルブレンドの中から、甘いモノと一緒に楽しむ「sweets」と、今、原稿書きながらいただいている「work study」。
「焙煎して3日後が一番美味しいですよ。開封したら豆は2週間、粉は1週間を目安に飲み切ってくださいね」
オンラインショッピングもできますが、山名さんとお話しながら試飲もたっぷり楽しんで、お気に入り珈琲を見つけることをおすすめしたいお店です。