Yoko@いけほです。 寒いけど口角上げていきましょう!
池田駅前のIKEDIA 1階にある 「ぷちトマト」さんに気になるパンがありまして。。。
有機JAS野菜や、無農薬の農産物をたくさん扱っておられるお店ですね。
朝イチにお邪魔してsobocさんのパンの写真を撮らせていただきました。
なぜ朝イチかというと、この品揃えでも夕方にはほとんど売り切れてしまっているからです。
パンの種類は日によって変わりますが、パンドミー、カンパーニュ、ベーグル、スコーン、ブランパン(ふすまパン)、と多種多様。この日はクッキーもありました。
保存料、添加物不使用、国産小麦使用、それでいて多種多様。どこのパンだろうとずっと気になっておりまして。
以前、買って帰ったチャパタ(というパン)の製造者欄を見ると、池田で作っていることが判明。お店はいずこに?
インスタや町の噂(と言っても知り合いだけど)で情報を集めたところ、実店舗は持たず、「ぷちトマト」さんや宝塚や西宮のお店で販売していたり、ネット販売、最近では施設への訪問販売もされているそうです。
今回はインスタを通して実際にパンを作っておられるsobocさんご本人にお会いすることができました。
屋号の「soboc」は、『素朴』から。初めて口にした天然酵母パンが「小麦、塩、酵母」という素朴な材料でとても美味しく感動、素朴であるからこそ素材の良さを生かしたパン作りをしたいとのことです。
できたら工房にお邪魔して、パンを焼いているところも拝見したかったのですが、ご自宅でもあるとのことなので、別の場所でお話を伺うことに。
10歳と4歳の男の子のママでもあり、ナチュラルフードコーディネーターでもあるパン職人さん。とにかくパンを愛しておられるというのがお話を聞いて伝わってきます。「バイトをしていたこともあり、パン屋さんになりたいなあ、と思っていました。製菓の専門学校にも行き、今も定期的に技術講習に通っています。歩いているときも常にパンのことを考えています。パンが大好きなんです」。
そんなsobocさんの24時間は…
「23時頃から朝の7時頃までパン作り。その後、家族の朝ごはん、子ども達を保育園、学校へ送り出したら8時半〜9時過ぎにパンの納品、家事をしたり用事して、時間があれば少しゆっくりしているうちに夕方になるので子ども達が帰宅、晩ご飯、お風呂、そして23時頃から始まるパン作り」。。。えっと…いつ寝てるんですか?
「私、あまり寝なくても平気なんですよー。親からもお前はお豆腐屋さんと結婚しても大丈夫だねと、言われていたくらいで」
確かに、お会いした時も寝不足とは思えない、お肌つやつやにこにこの素敵な笑顔でした。寝る間を惜しんで…という感じではなく、パンを作るのが楽しくて寝ていられない、というふうに見えます。
週1回木曜日には「ぷちトマト」さんの店頭に自ら立つ「パンを買ってくださる方の生の声を聞ける貴重な時間です」。
これからはどのような展開をしていきたいですか? とお聞きしたところ、
「子どもから高齢の方まで喜んで食べていただけるパン作りと、もう一つ大切に思うのは身体と心が喜ぶような、身体にやさしく、ゆっくりとした時間の中でホッとできるようなパン作りを心がけていきたいです」。
ココロと身体が癒されるパン、これからも楽しみですね。