Yoko @いけほです。 暖かくなるとほんと口角上がりますねー♪
最近、大河ドラマの影響なのかどうか豊島南2丁目にあるという「弁慶の泉」がちょっと注目されているらしい、と聞いたので行ってみました。
地図はこちらです。
「石橋阪大前」下車、西口を出ます。
そのまま、まっすぐ行きましょう。
つきあたりを左へ。
「サンディ」のところを右へ。あとはひたすらまっすぐです
まっすぐ歩く、歩く。。。
住吉の交差点をさらに南へ歩き続けます。
道沿いに、アウトレットのパン屋さんがありまして。
私のビールのお供でもある紅生姜天を扱っている会社も通り過ぎまして。
ちょっと気になる看板も見つけましたが、今日のところはひたすら歩きます。
通りすがりに沈丁花の甘い香りに癒されました。
一応、最寄りのバス停はこちらになるようです。ここから100mくらい歩きますけどね。
池田駅からだと阪急バス、1番のりばから出ているバスで「北今在家」下車です。
高速の高架をくぐります。
高架をくぐって、道路を渡るともうすぐです。
右手に見えました! 池田市史跡名勝「弁慶の泉」
立派な石碑が建っています。
1185年に兄である源頼朝に追放された源義経と武蔵坊弁慶が、西国街道を現・尼崎へ向かう途中にこの泉で喉をうるおしたという伝承の地です。
昭和53年に池田市の史跡に指定されています。
この周辺、元・北今在家村の灌漑用水として大切な役割を果たし、今も地域にとって重要な湧き水である…ということが記されています。
この大切な泉のことを後世に伝えるために地元有志が立ち上がり、中心となって「弁慶の泉設立記念委員会」を発足、事業費を出し合って周辺を整備、この石碑も建てたそうです。すごい熱意ですね。
きちんと整備されているこの向こうに泉が・・・。
階段を降りると石のベンチがあって柵の向こうに泉が・・・。
あれ?
横の階段を上がって、見下ろしても「泉」というにはちょっと・・・。でも大きな石碑や桜の木、かなり掘ったであろう石垣…地元の方々の思いが伝わります。
安全のために張られた金網の下には金魚がいますね。
天候によって水量も変わるそうなので、季節によって様子も変わるのかもしれません。
毎年5月3日には「弁慶祭」が行われていたそうですが、コロナ禍のため近年は中止となっていたそうです。今年は開催できるといいですね。
※駐車場はありません。
参考図書:西国街道(向陽書房)、池田市史