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「カップヌードルミュージアム大阪池田」で開催された宇宙飛行士野口聡一さんのセミナーに参加して子どもたちの盛り上がりに元気をもらった/野口さんにまつわる期間限定・西日本初の展示も始まったみたい。

Yoko @いけほです。 8月も口角上げていきますよー

先日、こちらでもお知らせした「カップヌードルミュージアム大阪池田」で開催された、宇宙飛行士野口聡一さんの子ども向けセミナーに行ってまいりました。

その時の案内記事はこちらです。

池田で初開催!! 「カップヌードルミュージアム大阪池田」で宇宙飛行士の野口聡一さんによる子ども向け特別セミナーが7月30日(火)にあるんだって/ワークショップもあるこちらのセミナーは会場参加型とオンライン参加があるらしい。申し込みは始まっています。

さて、当日の31日、セミナー参加者ではなく取材者枠でお邪魔してきました。

この日は火曜日で一般の方は休館日、裏手にある駐車場側の入り口から入ります。

こんな自販機あったとは知りませんでしたー。

腕章、いただきました(もちろん帰りにお返ししました)。

野口聡一さんの囲み取材もあるということでワックワクです。

今回のセミナーの抽選に当選した全国から来た30組の親子さんを案内するスタッフさん。

その中からさらに選ばれし彼らは、今日のオープニングセレモニーで先行披露される展示品を野口さんと一緒にアンベールするという大役を勝ち取りました(抽選で)。

会場内に案内いただきました。

今回はオンライン参加もあるのでこのような設えに。

わー。。。テンション上がってきますねえ

セミナーに会場に荷物を置いたらこちらのセレモニー会場へ移動です。

モタモタしているYoko @いけほに こちらへどうぞ、と場所を開けてくれたスタッフさん、優しいです。

この銀幕を先ほどの子どもたちとアンベール、そしてスピーチのため野口聡一さん、登場です。

本物ですよーーーー

子どもたちの表情も緊張気味。。。さてアンベールの時間です。

ドゥルルルルルル•••というドラムロールではなく、カウントダウンと共にアンベール! ・・・子どもたちホントに緊張してますね、一生懸命で可愛いです。

このドームの中に何があるのか、とても貴重なものであることがスピーチで語られました。

色紙です。日清食品(株)の創業者・安藤百福氏が2020年から国際宇宙ステーション (ISS)に約1年滞在した野口さんに渡した直筆の書です。宇宙へ持って行くことのできる私物は制限があります。そう思うととても感慨深いYoko @いけほです。

安藤百福氏は毎年、年頭に1年にかける思いを漢字8文字で色紙にしたためていたそうで、2001年の直筆の書を野口さんにお渡しになったのですね。

もちろん直筆で西日本では初公開とのことです(2025年3月31日まで)。

大役を果たした子どもたちと野口さんの記念撮影。

期間限定の展示はこちらにもありますよ。

さーっとカメラに囲まれる野口さん。

でも、こちらの囲み取材ではしっかり質問もさせていただいたYoko @いけほでした。

野口さんの初宇宙フライトで食されたスペース・ラム。実際に宇宙で口にされた時は、「地球で食べるのと同じ。美味しかったです」。創意工夫の詰まったご馳走ですね。

実際に宇宙で使っていたものを展示することで「宇宙世紀」は近い存在と思って欲しいという言葉も印象的でした。

さて、セミナー会場に戻ると参加者の子どもたちは5人ずつ6つのテーブルに分かれて座っていました。

各テーブルに一人ずつ、スタッフさんが付いて子どもたちと雑談中です。

こうして子どもたちの緊張をほぐしているのでしょうか。ほっとしますね。

今回抽選で参加した5,6年生は広島や愛知、なんと秋田から来たという子もいましたよ。

野口さん登壇、セミナー開始です。

テーマは「宇宙飛行士流チームワーク術」。野口さんはまず、一人一人出席を取ることから始められました。

こちらが今回のチームのミッションです。

事前の作戦会議中。積極的に意見を出す子、図で説明する子。

このテーブルの形と座り方にもチームワーク術を問う意味があるそうですよ。

離れたまま会議を進めるチーム、自ずと移動して5人が頭を寄せ合うチーム。様々です。

作業スタートです。緊張が走りますっ(私だけ?)

作戦会議に乗っとって皆、真剣です。

作業が始まると全員が手を動かして目の前に集中するチーム、他のメンバーのことも見ながら進むチーム、これも様々ですね。

おーっ、かなりの高さですね。こうなると迂闊に近づけません。通りすがりの風でも倒れてしまう紙のタワーです。取材のカメラさんたちも相当気を気を付けていたはず。。。

高く高く積み上げても、ふとしたことで飛ぶように崩れてしまったり…。

さて、2回目です。ルールが一つ追加されました。

2回目の作戦会議はどのチームも1回目より活発な話し合いに見えました。

皆が同じ動きをするのではなく役割分担を決めるチームも。野口さん曰く「リソース管理ですね」。

どのチームも先ほどより落ち着いてタワーを建てていくように見えます。

野口さんは「全体の動きをちゃんと見ているリーダーが必要です。集中しずぎると全体が見えなくなるので」。

なるほどです。

折る人、積む人、バランスを見る人。。。

こちらのチーム、時間はまだあるけれど、高さを伸ばしていくよりこの時点で終了。周りからの風を防ぐために自分たちでバリケードになっていました。すごい・・・リスクマネジメントですね。

全てのチームが頂上にカップを置くことができました。

作業が上手な人、意見をまとめるのが上手な人、子どもたちそれぞれの良さが見えたようでこちらもワクワクしました。「一人一人の違いをしっかり見て多様性に対しても意見を持ち、自由に意見を言える場づくりが大事」。という野口さんのお話に後ろで頷くYoko @いけほ。

休憩時間

セミナーも終盤となり、子どもたちからの質問タイムです。

次から次へと手が上がります。「一番大好きなカップヌードルは?」 (ラクサだそうです)。「宇宙飛行士の訓練で一番辛かったことは?」 (宇宙服と同じ重量のスーツを着用したプールの底での船外活動訓練)などなど、

どんどん手が上がるので追いつきませんw 

「夢を叶えるのに一番大切なことは何ですか?」 (夢をあきらめないこと。やめたと思ったら終わり)

「宇宙で一番、感動したことは?」 (地球の美しさ、一日として同じではない地球の姿)

「今日、参加してくれた人たちの中から将来宇宙に行く人がいて、そしてあの日、池田で同じセミナーに参加していたんだよ、という人たちがいたらいいよねえ」

はい、ほんとそう思います。楽しみです! 

子どもたち全員と記念撮影。

はい、保護者の皆さんも。

セミナーは終了しまして、子どもたちはこれからマイカップヌードル作りです。

池田市の小学生ならほぼ経験しているアトラクションですね。今では海外からも毎日たくさんの人が楽しんでいるマイカップヌードル作り、いいなあ(笑)。

先ずは、カップに思いおもいの絵や文字を描きまして、

麺をカップに投入してハンドルを回します。

スープ、具材を選びまして、

カップに蓋をします。

ピッタリと容器にラップをして

あとは持ち帰り用のバッグにしっかり空気を充填したら出来上がりです。

オリジナルのマイカップヌードルの完成です。

作った日から1ヶ月以内に食べてくださいねー。

日本中から集まってきた少年少女と宇宙飛行士野口聡一さんのセミナー、とても有意義な時間をありがとうございました。

施設情報
施設名     カップヌードルミュージアム大阪池田
住所      池田市満寿美町8-25
営業時間     9:30 ~ 16:30 (入館は15:30まで)
定休日      火曜・年末年始
電話番号    072-752-3484">072-752-3484 (案内ダイヤル)
入館料     無料
        体験 チキンラーメンファクトリー小学生 600円 / 中学生以上 1,000円
           (ネットにて要予約)
           マイカップヌードルファクトリー 1食 500円(当日整理券配布)
駐車場     23台 料金60分/300円
公式H P    https://www.cupnoodles-museum.jp/ja/osaka_ikeda/
企画展「”人類初! 宇宙でラーメンを食べた” 野口聡一宇宙飛行士」は2025年3月31日まで開催中。

この記事の執筆者

YOKO@いけほ

「生まれも育ちも池田市。
酒と珈琲を愛して、するのはバレーボール、観るのはアメフト。遠くも近くも旅に出るのが大好きで総合旅行業務取扱管理資格を持つ、時々和漢薬膳師。
世界中から池田に来て楽しんでもらえるツアーをやりたい。虹が出ると興奮するので雨上がりは要注意」

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