皆さん、こんにちは!純子@いけほです。以前いけだ報道で2度「アガベ」という植物のことを取り上げたのを覚えて下さっているでしょうか?
数十年にたったいちどだけ咲く、めずらしい花が緑のセンターでもうすぐ見られるらしいので行ってみた / それは見た目もびっくり!な植物だった
数十年に一度しか咲かないという花が「緑のセンター」で咲いたらしい/もう一生見られないかも知れないという思いにかられて見に行ってきた。
今回もまた緑のセンターさんからアガベについてとっておきの情報を頂きました、それがこちらです!
え〜っ! そんなことってあるの!? それでは緑のセンターへ行きましょう!
前回は「五月丘小学校前」のバス停から行ったので、今日は別の道から行ってみようと思います。
「五月山公園・大広寺前」バス停で降りて、バスの進行方向へ進むとこういった入り口の前にやって来ます。
そして坂道の入り口に立って左側を向くと….おお、ここはいけだ報道でご紹介した水仙郷ではないですか!
さらにこの先の水仙のスロープを通って….
マスクをしていても、冬の冷たい空気が水仙の香りを鼻先へ運んできてくれます。心地の良い散歩道です。
さつき橋の向こうに見える白い建物が、緑のセンターです。
緑のセンターの佐藤さんが迎えて下さいました。いつもめずらしい話題をご提供下さいましてありがとうございます。
「アガベですが、1月の始めにてっぺんまで花が咲きました。その後、咲き終わった花が枯れて、下に落ちてきたのですが種はまだできていません。」
アガベは種のほかに、子株( 親株から分かれてできた株)、そしてムカゴ( 茎が養分をたくわえてふくらんだ部分のこと。地面に落ちて芽を出す。) で子孫を増やすそうです。誰かに教えてもらったわけでもないのに、たくさんの方法を知っていて次の世代へ命をつなごうとするその力強さに感心します。
「それからどうも1月下旬くらいから2回り目のつぼみができてきているようなんです。つぼみを割ってみると、中におしべとめしべが入っています。」
ほんとうだ!1回目の開花前に見た時と同じようなバナナの形によく似たつぼみが!
「もしかしたら1回目の開花の時に咲かなかったつぼみが、いま大きくなって出てきているという可能性もあるそうなんです。いずれにしてもこれだけ短い期間で次のつぼみが出るというのはめずらしいことだと思います。」
きっと、緑のセンターの皆さんがていねいにお世話をなさっているので居心地が良くて
アガベも「あっ、もう1回咲けるかも….」と思ったのかも知れませんね。
「花が咲くとしたら今のつぼみの状態から、どれくらいかかりそうですか?」
「1回目の感じからすると、春ごろになるのではないかと思います。」
自然のルーティンがきちんと守られ続いているところにも強くひかれますが、私たちには想像ができない動きをする自然にも面白さを感じます。
もういちど花が咲くところを見られるのを楽しみに待っているよ、アガベ。