Yoko @いけほ です。 出かけるのが気持ちの良い気候ですね。口角上がります。
サカエマチ商店街に「染め体験」ができるという工房がオープンしたというので早速行ってみました。地図だとこちらです。
サカエマチ商店街を駅前から入りまして、
栄町商店街振興組合の事務所の2階です。お隣はホタルドラッグさんです。
10月8日にオープンしたところなんですねー
2階へどうぞ。
ガランとした部屋の奥に階段が見えます。
2階へどうぞ。
こちらで靴を脱いでお邪魔します。
お出迎えしてくださったのは店主の貴村(きむら)さんです。
こちらは染め直しオーダーの洋服です(郵送での受付も可)。手持ちの服の染め直しをしてくれるそうですよ。お気に入りの服が生まれ変わる感じで楽しみですね。
こちらでは草木染め、藍染め、泥染め、と扱っておられます、
染め直しはこちらの藍染めもできるそうです(染め体験は今のところ藍染めはありません)。
藍染め。。。薬剤も多いですね。
自宅でも簡単にできる草木染めのお試しセットもあります。
本日、体験するのは泥染め、です。左側の染粉で右側の巾着の色になります。
ベンガラ染料とは土を原料とした土に帰る染め粉で、媒染剤や火を使わない水で染めることのできる環境に優しい染料だそうです。染粉を作るときの熱の加え方で染料の色が変わるそうです。
この日体験させていただいたのは、板締め絞り、という方法です。
折りたたんだ布に木型を当てて染めると、木型のところは染まることなく柄となって出来上がります。
こちら、木型の数々。貴村さんの手作りです。
ちなみにこちらの木型だと、
このような柄になります。
私、こちらの型を選ばせていただきました。
こちらの手ぬぐいを染めていきますよー。
手ぬぐいを三つ折りにしてから、端から折っていきます。
きっちり、なるべくきっちり端と端を合わせて折っていかないと、模様が大きくズレてしまうのでなるべくきっちり。。。
私にはこれが精一杯です。「多少ズレても、手作りの良さですから」と、貴村さん、いい人です。
こちらの木型を押し当てます。なるべく白い部分が3等分になっているように意識して、ということです。
木型の端を輪ゴムでしっかり止めて、さらに万力でギュギュギュっと挟み込んで押さえます。
三ヶ所、万力の持ち手が重ならないように(色を付ける時に当たるので)挟んだら、最後は真ん中もしっかり挟み込みます。
貴村さんが最後きっちりと締め上げてくださいました。
まずはそのまま水に漬け込みます。普通の水です。
しばらくお待ちください。
その間に色を決めます。迷います。あれこれタブレットで見本を見せてくださるのでさらに迷いますが、こちらに決めました。青、白、黄色、というか青と黄色を混ぜて緑にしたかったのです。泥染めは色を混ぜて作ることができるのでそれも楽しいですね。
青、いきまーす!
筆にしっかり染料を付けて布に塗り込んでいきます。しっかりと塗り込みます。ムラのないように。。。
重なっている部分は裏表しっかり色を入れます。
青、出来ました。
さっきの青に白を足して薄い青を作ります。自分の好みのところで「ストップ!」と声をかけてくださいね、と。
塗ってみないとわからないけど、こんな感じかな?
お、いい感じです。
出来上がりは、今見ている感じより薄くなると思ってくださいね、と。思っているより濃いめに塗って行くのがよいかもしれません。
緑、いきまーす!
そうそう、このくらいがよいのですー♪ と思う色になっていくのが嬉しいYoko @いけほ。
PCばかり見ている時間が増えて、やさぐれたココロがこのように手仕事をしているとほぐれていくのがわかります。
できた! きれいな色です。嬉しいなー
何回もキッチンペーパーを押し当てて余分な水分を取っていきます。
では広げてみましょう! ドキドキの瞬間です。
お、おおお! ちゃんと型通りになっている(当たり前)!
ドライヤーでしっかり乾かしますよー。
しっかり乾いたら洗濯もOKですが、あまり洗剤使ってゴシゴシすると色の抜けが早くなるのでほどほどに、とのことです。
完成です♪ 若干の色ムラは手作りのご愛嬌ということでw
手を使って集中する時間、とても豊かな時間でした。
染めるーむ SOMEYA-KIKYU 貴久 | | | |
住所 池田市栄町6番17号池田栄町商店街振興組合2F | | | |
電話 072-703-7016 | | | |
HP https://someyakikyu.com | | | |
染め体験(要予約) 火・木・土・日 11:00、13:00、15:00の3回 体験料2,800円(手ぬぐい付き)3,300円(トートバッグ付き) | | | |