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9/4第20回いけだ夢燈花/毎年続いている地域の平和と安全を願うイベントに参加してみた/大人と子供の顔の見えるつながりが育まれますように

こんにちは! きんぎょ@いけほです。

夏休みが終わって2学期が始まりましたね! 

9月の始まり、週末の夕暮れに、水月公園でいけだ夢燈花というイベントがあったので行ってきました。

キャンドルを灯し、平和と安全を祈るイベントでした!

水月公園の場所はこちら

いけだ夢燈花は今年で20回を迎える催しです。

昨年と今年はコロナ禍ということもあり、水月公園を広く使い参加者も多く来ていた例年とは違い、関係者のみの式典として、水月児童文化センターを会場に行われました。オンライン配信も活用するなど工夫されています。

20年前、池田市では大阪教育大学附属池田小学校児童殺傷事件という、大変な事件が起きました。

日本中の学校で安全対策が見直され、学校の門が閉じていく中で、防犯対策をせざるを得ない社会にあっても、大人と子どもお互いに顔が見えて、人を信じあえる安心なまちを築きたいという思いで、NPO法人北摂こども文化協会が主催し、いけだ夢燈花は始まりました。

準備段階では、地域の大人と子どもが出会うきっかけになり挨拶ができる関係づくりを目指し、数年前から地域の小学校に出向き、一緒にキャンドルを作成する取り組みをしているそうです。

今年は大阪教育大学附属池田小学校、石橋小学校、緑丘小学校、秦野小学校の4校の児童と、

400個のキャンドルを作成しました。

カップには子どもたちの夢や想いが込められています。

実行委員としてキャンドル作りのボランティアに参加した男性は、児童と学校の外であった時に、「あ!キャンドル作りの時のおっちゃんや!」と言って、気がついてくれたことがとても嬉しいとおっしゃっていました。

また、今年からの取り組みとして「夢のなる木」が作成されていました。

「ゆめ」や「ねがい」を書いてもらい、集まったカードを貼り付けて2本の「夢のなる木」が完成しました!!

こちらのカードも地域の商店などに置かせてもらい、協力して集められたそうです。

ステージでは参列者のあいさつに続いて「いのちのストーリー」の朗読が始まりました。

こちらは一般公募で選ばれた命にまつわる話、命を感じた話を発表します。

今年は水月児童文化センターで活動する劇団ぽこあぽこの、メンバーの子どもたちが代読していました。

さあ、いよいよ点火です。 LOVE PEACEときれいに並べられたキャンドルは、どのように灯るのでしょうか。

この日は新市長のたきざわ智子市長(右)も参列し、

NPO法人北摂こども文化協会の理事長 川野 麻衣子さん(左)とともに、点火をしていました。

大人も子どもも若者も一緒に、協力しながら点火が進んでいきます。

チャッカマンがつかないよー! 貸してごらん、直ったよ〜 など、あちらこちらで手伝い合う光景が見られます。

ちょうどよく日も暮れて、キャンドルの火がとてもきれいにつきました!!!

ゆらゆら揺れる火の温かさを感じながら、共に過ごす時間はとても落ち着いていい時間でした。

最後に紹介するのは、ステージの後ろに飾られた書道の幕です。

この幕は宣真高等学校書道部による、書道パフォーマンスで書かれたものだそうです。

力強い書の文字は迫力があり、素晴らしいなと思いました!

その書道パフォーマンスや夢燈花当日の様子などが見られる動画は、

北摂こども文化協会のYouTubeチャンネル「北摂チャンネル」にて、9月15日より配信される予定です!

北摂こども文化協会のYouTubeチャンネル「北摂チャンネル」はこちら
https://www.youtube.com/channel/UCimv98xTtdini-pENgNiBCQ

地域の様々な人、団体が関わって、今年も行われたいけだ夢燈花。

今後も世界中の平和を祈って続くといいなと感じられるイベントでした。

北摂こども文化協会の皆さん、いけだ夢燈花実行委員会の皆さん、ありがとうございました!!

この記事の執筆者

きんぎょ@いけほ

いけだで絶賛子育て中!マチやコドモと一緒に,私も家族も育ちたい!
地域やコミュニティに興味を持って、まちづくりにも積極的に参加しています。
豊かな池田ライフに役立つ情報をお届けします。

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